2011年03月18日
大規模地震の被災者の方々を支援する長野県民共同宣言
各都道府県から、東北地方太平洋沖地震の被害にあわれた方々に次々とメッセージが発信されています。
本日、我が長野県も「大規模地震の被災者の方々を支援する県民共同宣言」を宣言しました。
全文を転載します。
東北地方太平洋沖地震でお亡くなりになられた大勢の方々のご冥福を衷心よりお祈り申し上げますとともに、長野県北部の地震・東北地方太平洋沖地震で被災をされた方々に心よりお見舞いを申し上げます。また、今なお余震が続く被災地において、生命を賭して、被災者の救出、災害の復旧のために、日夜懸命な活動をされている皆様のご尽力に対して、深甚なる敬意を表します。
長野県北部の地震で大きな被害を受けた長野県栄村では、今なお村の人口の約7割に相当する1,600人の村民の皆さんが雪が降る中、狭い避難所での不便な避難生活を強いられており、多くの県民の皆さんから温かい義援金や救援物資が寄せられています。県でも、食料等の支援、義援金の募集、保健師等の派遣、インフラの復旧や仮設住宅の建設等の支援を行ってきており、私達も、力を合わせて、被災者の皆さんの一刻も早い生活の再建に全力を挙げて支援を行っております。
今なお被害の全容が把握できない、我が国がかつて経験したことのない広範で、未曾有の被害をもたらした東北地方太平洋沖地震からの復興への道のりは、決して平坦なものではなく、遠く厳しいものが予想されます。しかし、被災者の皆さんは決して孤独ではなく、多くの同胞や世界中の人々が心より皆さんのことを想い、応援していることを忘れないでください。遠く離れていても、私達長野県民の心は、被災された皆さんとともにあります。私達は、皆さんとともに、総力を挙げてこの難局を乗越えていく決意です。
被災者を皆で支援し、復興を遂げることができるかどうかは、日本社会が変容し、人や地域の絆が失われる中で、私達日本人が守り伝えてきた『支え合いの文化』を再び取り戻し、新しい時代への扉を拓くことができるかの試金石になると考えます。
長野県は、長野オリンピック、長野パラリンピックを開催し、世界中からの人々をホスピタリテイあふれるおもてなしでお迎えした歴史があります。オリンピック、パラリンピックの開催を契機に、ボランテイア文化が根付き、阪神・淡路大震災、中越沖地震等でも多数の県民、企業、NPOがボランテイア活動を行いました。
これまで、私達は、被災地へ、救急、医療、警察等の専門スタッフを派遣するとともに、義援金や救援物資をお送りし、被災された皆さんを支援してきましたが、30万人を超える被災者が今なお苦しい避難生活を余儀なくされている状況に鑑み、行政、経済界、労働界等一体となって、被災地の皆さんを信州へ温かくお迎えし、公営住宅や民間宿泊施設等も活用しながら、一日も早い暮らしの再建を県民を挙げてお手伝いをしたいと考えております。
私達長野県民のこうした思いが被災地の皆さんに頑張る勇気を届け、日本社会全体にプラスのエネルギー循環をもたらすことで、明日への希望の灯をともし、国難ともいうべき大震災の危機を乗越えて、被災地が一日も早く復興されることを切に願います。
長野県ホームページより
本日、我が長野県も「大規模地震の被災者の方々を支援する県民共同宣言」を宣言しました。
全文を転載します。
大規模地震の被災者の方々を支援する県民共同宣言
東北地方太平洋沖地震でお亡くなりになられた大勢の方々のご冥福を衷心よりお祈り申し上げますとともに、長野県北部の地震・東北地方太平洋沖地震で被災をされた方々に心よりお見舞いを申し上げます。また、今なお余震が続く被災地において、生命を賭して、被災者の救出、災害の復旧のために、日夜懸命な活動をされている皆様のご尽力に対して、深甚なる敬意を表します。
長野県北部の地震で大きな被害を受けた長野県栄村では、今なお村の人口の約7割に相当する1,600人の村民の皆さんが雪が降る中、狭い避難所での不便な避難生活を強いられており、多くの県民の皆さんから温かい義援金や救援物資が寄せられています。県でも、食料等の支援、義援金の募集、保健師等の派遣、インフラの復旧や仮設住宅の建設等の支援を行ってきており、私達も、力を合わせて、被災者の皆さんの一刻も早い生活の再建に全力を挙げて支援を行っております。
今なお被害の全容が把握できない、我が国がかつて経験したことのない広範で、未曾有の被害をもたらした東北地方太平洋沖地震からの復興への道のりは、決して平坦なものではなく、遠く厳しいものが予想されます。しかし、被災者の皆さんは決して孤独ではなく、多くの同胞や世界中の人々が心より皆さんのことを想い、応援していることを忘れないでください。遠く離れていても、私達長野県民の心は、被災された皆さんとともにあります。私達は、皆さんとともに、総力を挙げてこの難局を乗越えていく決意です。
被災者を皆で支援し、復興を遂げることができるかどうかは、日本社会が変容し、人や地域の絆が失われる中で、私達日本人が守り伝えてきた『支え合いの文化』を再び取り戻し、新しい時代への扉を拓くことができるかの試金石になると考えます。
長野県は、長野オリンピック、長野パラリンピックを開催し、世界中からの人々をホスピタリテイあふれるおもてなしでお迎えした歴史があります。オリンピック、パラリンピックの開催を契機に、ボランテイア文化が根付き、阪神・淡路大震災、中越沖地震等でも多数の県民、企業、NPOがボランテイア活動を行いました。
これまで、私達は、被災地へ、救急、医療、警察等の専門スタッフを派遣するとともに、義援金や救援物資をお送りし、被災された皆さんを支援してきましたが、30万人を超える被災者が今なお苦しい避難生活を余儀なくされている状況に鑑み、行政、経済界、労働界等一体となって、被災地の皆さんを信州へ温かくお迎えし、公営住宅や民間宿泊施設等も活用しながら、一日も早い暮らしの再建を県民を挙げてお手伝いをしたいと考えております。
私達長野県民のこうした思いが被災地の皆さんに頑張る勇気を届け、日本社会全体にプラスのエネルギー循環をもたらすことで、明日への希望の灯をともし、国難ともいうべき大震災の危機を乗越えて、被災地が一日も早く復興されることを切に願います。
平成23年3月18日
長野県ホームページより
Posted by まほろば旅日記編集部 at 20:55